細軽(ホソカル)光カメラマルチケーブル
[OCシリーズ]
OCシリーズは主に民放放送局で使用されているタイプです。スタジアムの中継車端子盤から中継車まで、これ1本でスッキリ配線できるマルチケーブルです。3回線タイプと5回線タイプがございます。
- 概要
- 関連事項
細軽(ホソカル)光カメラマルチケーブル
[OCシリーズ]
形状 | 型名 | 長さ(m) | ケーブル外径(mm) | 重量(kg) | 荷姿 |
---|---|---|---|---|---|
黒
|
F3-OCC10-7N | 10 | Φ19.4mm | 4.8 | 箱 |
F3-OCC20-7N | 20 | 8.4 | 箱 | ||
F3-OCC30-7N | 30 | 12.0 | 箱 | ||
F3-OCC50-7N | 50 | 19.2 | 箱 | ||
黒
|
F5-OCC10-7N | 10 | Φ23.7mm | 7.6 | 箱 |
F5-OCC20-7N | 20 | 13.2 | 箱 | ||
F5-OCC30-7N | 30 | 18.8 | 箱 | ||
F5-OCC50-7N | 50 | 30.0 | 木製ドラム |
(*) カラーリング付属
(*) F5-OCC50-7Nの荷姿は、木製ドラム(L3-5)です。
受注生産品
製品特長
- スタジアムの中継車端子盤から中継車まで、これ1本でスッキリ配線できるマルチケーブルです。3回線タイプと5回線タイプがございます。
- 軽量な細軽光複合カメラケーブル LF-2SM7N をユニットに採用しています。
電源供給可能距離は、OCC**N-ARIBの約1/2となります。(注1) - OCシリーズは主に民法放送局様で使用されているタイプです。
OPSシリーズ(TAJIMI)と光学的、電気的、機械的なかん合互換性があります。 - アダプタユニットの着脱は、中央のシャフトを90度回すバイオネットロック方式です。
工具不要でクリーニングが簡単にできます。 - AdPC研磨 (RL ≧ 45dB)、挿入損失 0.5dB以下です。
コネクタかん合部は、かん合による削りかすが出にくいステンレス製です。 - かん合繰り返し寿命は5000回と、耐久性に優れています。
- 7色のカラーリングでコネクタの識別が自由に設定できます。
カラーリング色: 黒、赤、黄、緑、青、灰、白 (各色 2個付属)
OCF7A | OCM7A | |
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コネクタ外観 |
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細軽光カメラケーブル(マルチ)
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光複合カメラケーブルの電圧降下
- ※ 光コネクタ端面に付着した汚れは、わずかであっても光伝送に悪影響を及ぼします。定期的にクリーニングしてください。
- ※ 長さはコネクタ長を含みます。
- ※ 記載のない長さでも特注対応が可能です。
- 注1)電源供給可能距離は、ご使用のシステム環境およびケーブルの電圧降下で決まります。
[光複合カメラケーブルの電圧降下]グラフを参考に算出してください。
型名 | 品名 | 仕様 | 販売単位 |
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CLETOP2.5/2.0 | 清掃スティック | 100本入り | 1袋 |
14347 CLEANER | ワンプッシュクリーナ | IBC Brand Cleaner M-20 | 1本 |
光カメラケーブルの種類
光配線システムで使用されるコネクタ
光カメラケーブルは、主に民放局様で使われているOCシリーズと、主にNHK様や海外で使われているFCシリーズ があります。OC シリーズと FC シリーズとでは 、互換性はありません。接続する HDカメラ、ベースステーションなど の仕様をご確認のうえ、適合するシリーズの光カメラケーブルをお買い求めください。また、OCシリーズとFCシリーズとの変換ケーブルもございます。
タイプ | 概要 | コネクタ | リセプタクル | コネクタ | リセプタクル |
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OCシリーズ | OCシリーズは主に民放放送局さまで使用されている光カメラケーブルです。OPSシリーズ(TAJIMI)と、光学的、電気的、機械的なかん合互換性があります。 | OCFA, OCF7A | OCMRCA | OCMA, OCM7A | OCFRCB |
OCMRA | OCFRA | ||||
FCシリーズ | FCシリーズは主にNHK様や海外でで使用される光カメラケーブル。ARIB規格準拠品です。 | FCFA, FCF7A | FCMRCA | FCMA, FCM7A | FCFRCA |
FCMRA | FCFRA | ||||
光カメラコネクタのクリーニング
光カメラコネクタ端面( フェルール端面 )に付着した、わずかな汚れでも光伝送に大きな影響を及ぼします。端面の小さな汚れは目視では確認できません。光カメラケーブル
チェッカなどで光挿入損失を測定し、損失が大きい場合は端面が汚れている可能性があります。また、顕微鏡( ファイバスコープ )で汚れを確認できます。
光カメラコネクタは、付属の取扱説明書の手順に従ってクリーニングしてください。まちがった方法でクリーニングするとかえって
汚れてしまうことがあります。
汚れとコアの大きさ
汚れの種類
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指脂
コネクタを接続するとき、指先でフェルール端面を触ってしまったときに付着する。
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ほこり
コネクタを床に置いたり落としてしまったときに付着する。使用しないときは、必ずダストキャップをつけてください。
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アルコールシミ
アルコールで清掃したあと、ふき取りが付着する。
クラッド、コアの大きさ
クラッドは髪の毛ほどの太さ。光信号の伝送路であるコアの直径はわずか10μmで、すぎ花粉の1/3ほどです。このコア部分に手脂などが付着すると光性能に致命的な影響を与えます。
クリーニング方法
カナレの光カメラコネクタ(カメラ側)は、クリーニングするときにユニットが取り外しやすい構造です。
FC シリーズ | OC シリーズ | |
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01. ユニットの取り外し | ||
スリーブユニットにスリーブ引抜ドライバ(ASPT-1)を差し、右回転でねじ込み(4~5回)、ドライバをまっすぐ引き抜きます。 | アダプタユニット中央のシャフトにコイン(指先)を差し、左90度回転。シャフトが飛び出るので、つまんで引き抜きます。 | |
02. フェルール端面の清掃
清掃スティックをフェルール端面に軽く当て、右回転(4 ~ 5回)します。 |
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03. ユニットの清掃
清掃スティックをユニットに挿入 、4 ~ 5回往復します。 |
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04. ユニットの取り付け | ||
スリーブユニットの穴とコネクタ内部の位置を合わせ、コツンという感触があるまで押し込み、左回転でドライバを引き抜きます。 | アダプタユニットの凸部とコネクタ内部の位置を合わせ、コイン(指先)で右90度回転し、取り付けます。 |